スクラッチ開発
システム開発において、このようなお悩みはございませんか?
- 基幹システムや部門システムがあるが、「Access」や「Excel」の個人開発システム等が散在している
- 企業の成長に伴って、システムの対応力が弱くなっている
- 整合性、メンテナンス保守性への課題
- システムの老朽化
- 既存システムからの移行はリスクが大きい
- 開発手法やコストに対する不安
当社がスクラッチ開発のターゲットとしている、中堅・中小企業様のシステムでは、こうした悩みを抱えているのではないかと思います。企業の成長に伴いシステムの対応力が不足し、整合性やメンテナンス保守性に悩む事例が見受けられます。
そこでご提案させていただくのが、「スクラッチ開発」です。
スクラッチ開発とは、システム開発の雛形であるパッケージなどを利用せず、プログラムやアプリケーションをゼロの状態から作り上げることを指します。
スクラッチ開発は開発の自由度が高いので、独自性のあるシステム構築を行うことができます。
「うちのシステムは古くなっているし、作り変えるとお金がかかり過ぎる。社員の作ってくれたシステムも何とか使いたいし、新しい技術も使いたい。検討してくれる社員もいないし、社員をリードしてうまい提案をしてくれる会社はないかなぁ!」
こうしたお悩みを、OCEが解決します。
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システム開発提案の基本姿勢
当社のシステム提案は、既存システムの分析を通じて現状を把握し、適切な手法とコストを考慮して整合性を持った解決策をご提供することを基本姿勢としています。以下の開発手法を活用して、最適なシステム要件をまとめ、全体的な整合性と費用対効果を最大限に引き出すご提案を行います。
No. | 言語 | 開発手法の概略 |
---|---|---|
1 | VB.NET・C# | Web方式、クラサバ方式の開発(Microsoft) |
2 | Access VBA | 技術的工夫をして中規模の基幹システムに適用(Microsoft) |
3 | Excel VBA | VBAを駆使しシステムとの連携を保って適用(Microsoft) |
スクラッチ開発の管理プロセス(SIMPLE2.0)
当社のスクラッチ開発は、PMBOKをベースの考え方に取り入れた「SIMPLE2.0(SIマネジメントプロセスルール)」に基づいて進めており、お客様との協力のもとシステム開発を円滑に推進しています。
「SIMPLE2.0」は以下3つの活動に分類をしています。
- 全社活動
・全社的な管理監督活動の規定
BA(Business Assurance)会による経営的な状況判断の実施(特定プロジェクト) - 組織活動(部門)
・部門における監視および管理監督・教育活動の規定
定期的なPA(Project Assurance)会によるプロジェクトの監視 - プロジェクト活動
・開発プロジェクトにおけるQCD活動の規定
プロジェクト実施計画書に従ったプロジェクト運営
工程ごとに完了判定会議を実施しQCDを確保
SIMPLE2.0における活動概要
プロジェクト実施計画書の規定(SIMPLE2.0)
プロジェクトと円滑かつ確実に推進するため、プロジェクト実施計画書に記載する基本事項を定めています。(お客様との契約内容により変動あり)
プロジェクト実施計画書に基づき、プロジェクトの推進・管理を実施することにより、プロジェクトを可視化し、確実なプロジェクト運営を行います。
以下はプロジェクト実施計画書の主な内容です。
項目 | 主な内容 |
---|---|
1.プロジェクトの定義 | 背景、目的、スコープ、前提・制約条件、納品物等 |
2.システム導入計画 | マスタースケジュール、中期スケジュール、工程完了基準等 |
3.プロジェクト体制と会議体 | 体制図、役割、会議体 |
4.プロジェクト管理 | 進捗管理、課題管理、変更管理、構成管理、品質管理、レビュー計画・管理、文書・記録管理、コミュニケーション管理、リスク管理、セキュリティ管理 |
5.調達・支給品管理 | 調達物および調達計画、お客様からの支給品の管理方法 |
6.プロジェクトの終結と稼働後保守 | 稼働するための条件、稼働後保守の考え方 |
「VB.NET、C#」や「Access」開発の特徴とアプローチ
当社が中堅・中小企業様のスクラッチ開発で、有効性の1つに着目しているのが、「Microsoft Access」による開発です。
Microsoft Office
製品群の中の「Access」は、その簡便性からEUC開発で多用されるほど、非常に便利なツールです。その一方で、「保守性の問題」や「基幹システムへの適用、性能問題に対する解決策がない」などの理由で、顧客やITの専門家等から軽視されるきらいがあるのも事実です。
しかし、技術の進化、当社の技術的工夫、開発方式の工夫によって適用性が大きく変わってきており、「Access」も可用性の幅が非常に大きくなってきていると当社は考えています。
当社が中堅・中小企業向けに提供している「VB.NET、C#」や「Access」開発は、高度な工夫と独自のアプローチにより、以下のメリットを提供しています。
- C#を使用して開発するメリット
- 参考にできる情報が多いことと、ライブラリが豊富にあるため開発期間短縮が見込めます
- オブジェクト指向言語であるため、作業分担や再利用が行いやすくなります
- 開発環境にVisual Studioが提供されています
- メモリリークが起こりにくいため、不具合が発生しにくくなります
- 「Access」を使用して開発するメリット
- ソフトウェア導入コストの削減:「Accessランタイム」や無償版のデータベースを活用し、コスト効率の高いシステムを実現します。
- リッチクライアントの実現:「Access」は「Excel」「Word」との親和性が高く、操作性が向上します。
- 高い拡張性:オールインワン開発ツールとして、「Access」は画面処理、帳票処理、Office連携処理の開発を容易にします。
- システム品質の向上:VBAプログラム設計や共通処理の標準化により、品質の高いシステムを提供します。
- 性能向上:クラウドサーバー型の開発方式やデータベース側ストアドプロシージャを活用し、高いレスポンスと処理性能を確保します。
- 生産性向上:処理パターン開発や分散開発により、開発効率を向上させます。
スクラッチ開発ならOCE
中堅・中小企業の皆様が抱える課題に対して、当社は独自のアプローチで「C#、VB.NET、Access、Excel」を活用し、適切な解決策を提供いたします。常にお客様との緊密な連携を大切にし、円滑なプロジェクト推進を実現していきます。
独自性のあるシステム構築、スクラッチ開発なら、大崎コンピュータエンヂニアリングにお任せください。
製品・サービスに関するお問い合わせ
Access、Excel、Word、VB.NET、C#、Windows は、Microsoft Corporationの商標または登録商標です。
Subversion は、Apache Software Foundation が運営している Apache Incubator プロジェクトのひとつです。
TortoiseSVN は、CollabNet, Inc. が運営している CollabNet プロジェクトのひとつです。