大成ファインケミカル株式会社様 当社データセンター活用を含めたBCP策定により最優秀賞を受賞
2012年4月25日
株式会社 大崎コンピュータエンヂニアリング
大成ファインケミカル株式会社様 当社データセンター活用を含めたBCP策定により
「東京都中小企業BCP策定推進フォーラム」にて「最優秀賞」を受賞
~「従業員の安全」と「供給責任」を果たすために~
大成ファインケミカル株式会社様(本社:千葉県旭市、代表取締役社長:稲生 豊人)は、株式会社富士通マーケティング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:古川 章、以下:FJM)、株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング(本社:東京都品川区、代表取締役社長:武田 健三、以下:OCE)と共同で、BCP(Business Continuity Plan(注1) )の一環として、ネットワーク管理サーバとファイルサーバをハウジングし、このたび、平成23年度「東京都中小企業BCP策定推進フォーラム」にて「最優秀賞」を受賞されました。
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大成ファインケミカル様は、2011年3月に発生した東日本大震災を契機に「なんとしても、従業員の命を守る! 職場を守り、事業を継続する。」を決意され、BCP策定に着手し、社内安否確認システムの導入やオフィス・生産設備の耐震対策強化など、様々な施策を実施してきました。
今回、ネットワークの維持、不測時の早期回復を行う対策としてサーバのハウジングを実施しました。OCEはFJMのシステム提案のもと、OCEの堅牢でリーズナブルなデータセンターの利用を提案し、システム移行、運用、サポートを担います。提案から構築まで2ヵ月という短期間で移行を完了し、震災などの災害からネットワークインフラと重要データを守る体制を強化しました。
システム移行に当たり、ハード、ソフト、環境構築費等も含めて400万円で強固なシステムを構築し、月額7万円という運用コストの抑制も実現しました。
大成ファインケミカル様は、将来的に基幹システムのハウジングを計画するなど、より強固なシステム、高いセキュリティの環境を構築していくことで、災害時の取引先への継続的な情報提供、製品出荷という供給責任を果たしていきます。
尚、BCP策定に当たっては、「平成23年度東京都BCP策定支援事業(注2)」に参加し支援を受け、此のたび、平成23年度東京都中小企業BCP策定推進フォーラムにて、多くの参画会社の中で最優秀賞を受賞されました。
- 注1:事業継続計画。自然災害やテロなどの不測の事態において、企業を守るために重要な事業を中断させないための計画、また万一事業活動が中断した場合においても残存する能力で目標復旧時間までに重要事業を再開させることを目的とした経営戦略のこと。
- 注2:中小企業および中小企業団体におけるBCP策定の支援を行う東京都主催の事業。当該事業の委託会社としてニュートン・コンサルティング株式会社の専門コンサルタントが派遣され、BCP策定の支援を行う。