児童発達相談支援システム導入事例
2018.12.21
お客様
千葉県我孫子市様
導入の背景
旧システムの老朽化対策および利用児童・支援内容増大への対応として、新システムの導入を検討されていました。旧システムの主な問題点として、下記事項がありました。
- システム外で管理している資料が多い
- 職員間での情報共有が十分にできない
- 時間外の作業が多い
- 必要な統計資料が出せない
- システム利用可能なパソコンが限られている
新システムに期待すること(抜粋)
- 対象者の検索が柔軟にできる
- 次回連絡予定日を管理し、対象者を呼び出せる
- 住民情報と連携し、転居等の最新情報が確認できる
- 独自に入手した住民情報を登録でき、ジェノグラムも管理したい
- 宛名印刷(窓あき、ラベル)ができる
- 会議用資料を印刷でき、会議で決定した内容を登録できる
- 会議等で使用された資料や問診票をPDF化して取込める
- EUC機能や汎用抽出機能などにより、簡単な操作で自由に検索条件を設定し、各種統計データや一覧が作成できる
- 利用端末台数に制限がなく増設も容易である
- システム外で管理している資料を減らしたい
弊社の取り組み
要件定義では、お客様からご意見をお聞きする時間を効率よく設定し、旧システムの問題点、及び現状運用を分析しました。
各工程毎に必ずレビューを実施し、認識の齟齬が無いことの承認を頂いてから次工程に進みます。また、製造段階ではプロトタイプをご提供し、いち早く新システムのイメージを確認していただきました。
上記の導入背景にある問題点に対しては、以下の解決策を図りました。
システム外で管理している資料が多い
必要な管理項目の整理、及び電子ファイルの一元管理
職員間での情報共有が十分にできない
会議資料の統一、各種情報の履歴管理、及び情報照会画面の操作性向上
時間外の作業が多い
記録入力の操作性向上、及び各種帳票出力の効率化
必要な統計資料が出せない
EUC機能、及び各種集計データ出力機能の強化
システム利用可能なパソコンが限られている
クライアント台数制限のないシステム提案
システム導入後の効果(お客様の声)
- 他課とのやりとりがスムーズになり、残業が減っています
- 相談内容など、情報の入力・共有がスムーズになりました
- システムを使う頻度が増えて管理しやすくなりました
- 業務報告のチェック作業が簡単になりました