市町村事務処理標準システム[国民健康保険]
国は自治体のシステム標準化を2025年末を目標として進めていくとしています。住民基本台帳や税務など基幹系システムを標準化することで、行政サービスの効率化や自治体のコスト削減を図ることが狙いです。
市町村のシステム標準化については、市町村が行う資格管理、保険料の賦課・徴収、収納、給付等の国保業務を支援するための「市町村事務処理標準システム」(以下、「標準システム」)がすでに提供されています。
国保事務については、法令等に基づき各市町村において実施されていますが、各市町村の運用に違いがあります。標準システムを導入することで、国保業務に関する全国統一の標準的な基準やマニュアルを整備することが可能となり、効率化や経費削減を図ることができます。
当社では自社データセンターを所有しており、クラウドサービスとして導入した事例があります。
【当社クラウドサービスを利用したイメージ図】
標準システムを導入するメリット
1.費用負担の軽減
- システム導入にあたり国の補助金による財政支援が受けられる。
- 国が法改正に対応するため、システム改修経費が不要。
- 将来的なシステム維持費の抑制が可能。
2.事務の標準化・広域化
- 市町村間の機能格差が解消され、将来的に広域化が図りやすい。
3.サポートサイトの活用
- システムの問い合わせについてサポートサイトを活用でき、標準システムの情報入手が容易。
導入のポイント
- 現行システムとのFIT&GAP分析を行い、必要に応じて事務運用を見直し
- 各種連携について検討を行い、必要に応じて外付け処理の検討
- 各種パラメータの設定検討
- 機器の選定・調達
導入事例
弊社では、その他にも自治体様に向けた様々なシステムを導入しております。
自治体DX
自治体においては、住民の利便性向上を図る為の効率的な運営が求められており、国と地方自治体にまたがる業務手順やシステムの標準化が進められています。