IoTソリューション 「OCELOTS」

環境に配慮した機種など、多様化するニーズにお応えいたします

IoTは汎用的でオープンな技術で構築しデータを俊敏に捉え行動に移す

あるゆるモノをインターネットの技術を使って接続し、データを活用し、ビジネスを変革する IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が注目され、活用が広がっています。

センサーによって得られた情報を集積して、可視化・分析することで、さまざまなメリットを得ることが期待されています。センサーや無線通信の低コスト化に伴って、従来では取り付けられなかった場所にセンサーを設置し、遠隔地から多くの現地の情報を集めることもできるようになりました。それらの情報は、クラウドに集積してWebサービスを活用し、可視化して分析する事が可能です。

データの分析には、機械学習やAIの技術が応用され、従来よりも高度な判断ができるようになってきています。

一方、新たに IoT、AIをビジネスに取り入れようとする時、その成果がどのように得られるか、不確かな状態でスタートしなければなりません。そのため初期の設備投資にはトライアンドエラーが必要となるため、身軽なスタートが必要です。

OCE では、IoTを構成する要素やスキルを、Amazon Web Servicesや Microsoft Azure、Raspberry Pi等の汎用的でオープンな環境で作成し、順次ファインチューニングする事でお客様の最適な IoT環境を提供する手法として、「OCELOTS」をご提案します。

OCELOTSのイメージキャラクター

「OCELOTS」は、OCE + LOTS OF DATA の造語。
OCELOT は、英語で山猫を意味し、
柔軟な方法でデータを俊敏に捉え、
分析・行動するイメージを込めました。

IoT AI環境

IoT環境は、次のような環境や装置で構築されます。OCEでは、まずスモールスタートに対応した技術、装置を基本に検討します。

ネットワーク環境
センサーとプラットフォームを繋ぐネットワークは目的に応じた通信方式(Ethernet/3G/LPWA/Wi-fi)が必要です。
データ収集用センサー
温度や光、機械や人間の動作等様々なデータを収集します。カメラや既存の設備からデータを得る事もあります。
データ収集用・通信用CPU(エッジ装置:Raspberry Pi等)
センサーのデータ処理を行い、効率の良い形式でプラットフォームにデータを送信します。
プラットフォームシステム(AWS、Microsoft Azure等の汎用プラットフォーム)
送信されたデータを受け取り、ストレージに保管し、リアルタイムで状況を把握します。
データ分析用システム(ビッグデータ処理・AI環境)
データを集積・分析しビッグデータにする事で、AIによる予測や判断を行えるようにします。データの分析は、クラウドのプラットフォームを使うケースと、より現場に近いエッジ装置で迅速な判断を下す場合があり、目的によって使い分けます。
アウトプット
お客様の環境に利益になるようなアウトプットを提供いたします。
IoT環境の装置と環境

構築ステップ

OCE は、次のようなステップを踏んで、お客様の IoT を構築いたします。

1.企画
お客様の環境を調査して、IoT を活用すべきビジネスモデルのうち、限定的な範囲で実証を企画し、スモールスタートで始めます。
2.設計
限定ビジネスモデルに対するデータ収集の仕組み、IoT 構成を設計します。スモールスタートを実現する最適なデータ収集構成を提案します。
3.作成、データ収集
IoT試験構成を実装し、試験データの収集、分析を実施し支援します。
4.評価
試験構成で得られたデータを評価します。統計処理が必要なら、必要に応じたクラウド環境等のツールを活用します。
5.最適化
データ評価から、さらに必要なデータが必要であれば、データ方法の再構成を設計します。データ評価の結果からビジネスモデルの修正や制御が必要であれば、必要な装置やデータ分析のツールを作成して再評価します。
6.本格化
評価システムに本番構成の企画と提案を行って実装します。本番構成でも評価を行い、更なる改善を行います。
構築ステップのサイクル図

事例

事例その1 非接触型体温測定&記録装置

新型コロナウイルス感染症が発生して以降、弊社では、お客様訪問する必要がある場合、各自、体温を計測して、確認・記録するよう指導してします。

本装置は、非接触式温度センサーと、Felicaカードリーダーにより、カードタッチにより自動的に体温を計測して、記録することができます。

非接触型体温測定&記録装置

事例その2 無人設備環境計測装置

倉庫や家畜小屋等、無人の建築物に監視装置を設置の設置を目的とした監視装置です。
気温・湿度などの気象情報を収集し無線回線を通じてクラウドに送信します。
データグラフはWebページで確認できる他、高温などの異常値の際にはメールを送信します。

防犯設備監視装置の仕組み

事例その3 音声⇒テキスト、テキスト⇒音声 変換作成サービス

弊社では、社内会議や打ち合わせの議事メモ作成に、音声文字起こしサービスを利用しています。

また、繰り返し同じ文言を繰り返す、説明やプレゼンで利用できるよう、音声合成サービスを使ってします。このサービスは、社内に設置したWEBから、クラウド上のAI APIにアクセスすることにより高度なAIを気軽に利用できるようにしたものです。

音声⇒テキスト、テキスト⇒音声 変換作成サービス

事例その4 混雑検知サイネージ

会議室や待合室、窓口等の混雑状況をWebカメラを用いたAI画像認識により検知し、対象スペース内の人数に応じた案内メッセージを表示します。

エッジ装置から案内メッセージのパターンと検知基準人数の変更が可能です。また、CO2センサーの搭載により現在のCO2濃度の可視化もされています。

混雑検知サイネージ


価格

「OCELOTS」の利点

「OCELOTS」は、汎用的でオープンな環境で作成し、お客様の環境に合わせてファインチューニングすることで、お客様にとって最適な構成を安価に提供できます。

OCEでは、エッジ側装置に加え、ネットワーク環境、プラットフォームシステム、データ分析用システムの利用費をセットにして、「OCELOTS」 として紹介いたします。

装置は、1台構成からでも承ります。スモールスタートでの設計・構築・評価・実証にお役立てください。

装置作成の事例から、概算価格を紹介いたします。

項目 概算価格
初期費用 物品費 20,000円から
設計・作成費 30,000円から
50,000円から
運用費 クラウド利用費 500円/月から
通信費 500円/月から
1,000円/月から

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