メールマガジンアーカイブ:【DXプロジェクトの推進の仕方及び注意点】
2024年7月号OCEメールマガジンです。
7月18日に、関東・東海地方の梅雨明けが発表されました。
平年より1日早い梅雨明けとなりましたが、 実際の梅雨の期間は27日間となり、梅雨の期間が30日未満となるのは6年ぶりとのことです。
今年の夏も、観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する暑さとなると予想されています。
みなさまお身体に気をつけてお過ごしください。
今回のメルマガでは、DXプロジェクトの推進のし方と、注意点についてご説明します。
◆◆効果的なDXの進め方~実践編~(前回の振り返り)◆◆————————————————–
DXプロジェクト計画の策定には、目的とビジョンを明確に定めることが重要となります。
まずは、現状を分析・評価し、業務プロセスの状態を把握したうえで、目標設定と優先順位付けを行い、取り組むプロジェクトを選定します。
プロジェクトの決定には、自社の目標やビジョン、具体的成果、顧客ニーズ、リスク管理などを考慮する必要があります。
決定したプロジェクトをもとに、具体的な計画(プロジェクト計画)を策定します。
プロジェクトの目的・目標、納期、予算、リソース、役割、スケジュールなど、必要事項をプロジェクト計画に落とし込むことで、スムーズな推進が可能になります。
今回は、DXプロジェクト計画より、実際にプロジェクトを推進する際の手順と注意点について説明します。
※メールマガジンバックナンバーはこちら
◆◆DXプロジェクト推進手順◆◆—————————————————————————
DXプロジェクト計画を実行するにあたり、まず、プロジェクトメンバーに向けたキックオフミーティングを開催します。
キックオフミーティングでは、DXプロジェクトの目的・目標や、取り組み範囲、役割分担、スケジュール等、プロジェクトの推進計画を周知・共有します。
以下は、キックオフミーティングのアジェンダ例です。
■キックオフミーティングアジェンダ例 ・目的・目標の共有
・プロジェクト範囲、内容の確認
・スケジュールの確認(会議体含む)
・役割分担の確認
・リスク管理(体制・仕組み)の確認
・直近のタスク
・Todoの確認 キックオフミーティング実施後、DXプロジェクトの推進状況について、その進捗を管理していく必要があります。
進捗管理については、議事録、報告資料等の各種ドキュメントや、定例会、報告会等の会議体を通じて実施します。
①目的・目標の共有
プロジェクトの目的と目標をメンバーに明確に伝えます。これにより、メンバー各自がプロジェクトの意義や重要性を理解し、目的達成に向け、全員が同じ方向を向いて取り組むことができます。
②プロジェクト範囲、内容の確認
DX推進のための具体的なプロジェクトや取り組みの範囲を決定し、必要な機能や要件の優先順位付けを行い、最も重要な機能や要件から選定します。
③スケジュールの確認(会議体含む)
マイルストーンの達成予定日などを含むスケジュールを作成します。会議体についても、開催頻度やタイミングなど事前に決めておくことが重要です。
④役割分担の確認
プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー、技術担当、情報収集担当、デザイン、トレーナーなど、プロジェクトにおける必要な役割を確認します。
⑤リスク管理(体制・仕組み)
DXプロジェクトにおけるリスク管理を担当するチームを設置し、リスクの特定、評価、対策の策定、モニタリングなどを行います。
⑥直近のタスク・Todoの確認
各タスクやTodoを管理することにより、全体の進捗状況や担当者ごとのタスクの進捗を確認します。
⑦進捗確認
・定例会:各担当者と予定を共有し、適切な日時と場所を決め、定期的に開催します。
・議事録、報告資料等、各種ドキュメント:定例会では、プロジェクトやタスクの進捗状況を報告するための資料を活用します。目標と現在の進捗状況、達成した成果や課題、次のステップや予定などの情報を参加者に共有します。
◆◆プロジェクト推進における注意点◆◆——————————————————————–
DXプロジェクト推進において、以下のような問題が発生するケースが多々見受けられます。
・デジタル化(システム導入)が目的になってしまっている
・プロジェクト活動の優先度が低いため、メンバーが集まらず、スケジュールが遅延しがち
・プロジェクトがいつの間にか立ち消えてしまう
・会社、スタッフの協力が得られない
etc..
上記のような問題を抑制するポイントは以下の通りです。
・目的・目標を見失わない
・プロジェクト活動に割く時間の確保
・会社全体(全社員)の理解を得る(定期的な活動報告等)
・問題・課題の早期把握と、対策を打てるようにする
定期的にプロジェクトの本来の目的・目標を確認する等、DXプロジェクト計画に基づいてプロジェクトを推進していく必要があります。
①目的・目標を見失わない
目的や目標を確実に達成するためには、定期的な進捗報告や評価の実施により、目標の達成度や課題を把握し、目的・目標を見失わないことが重要となります。
②プロジェクト活動に割く時間の確保
DXプロジェクトを達成するためには、他の業務とのバランスを取る必要があります。重要なタスクを明確にし、優先順位を設定しましょう。また、スケジュール管理が必要となり、定期的に進捗を確認して調整しましょう。
③会社全体(全社員)の理解を得る(定期的な活動報告等)
DXの推進には、その重要性やメリットなどを会社全体に対して説明する必要があります。
また、月次報告会や週次メール、社内SNSなどを活用して、定期的な活動報告を行う事により、進捗状況や成果を共有することが重要です。
④問題・課題の早期把握と、対策を打てるようにする
DXを推進する過程で、問題や課題が生じることがあります。早期に問題を発見し、迅速に対処することで、プロジェクトの進行をスムーズにし、目標の達成に向けた取り組みを効果的に行うことができます。
次回より、これまでご説明してまいりました、効果的なDXの進め方より、実際のDX取組み事例についてご紹介してまいります。
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★★DX導入事例集★★———————————————————————————–
ホームページにDX導入事例を掲載しています。
https://www.oce.co.jp/service_taxonomy/dx/
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★★コラム★★———————————————————————————————
OCEメルマガ配信でのIT雑学コラム第6回です。 7月3日より新しい紙幣が発行されました。
今回は「お札」にまつわる雑学」をご紹介します。気になる方はこちら!↓
https://www.oce.co.jp/service/dx/mailmagazine-it-trivia-2024-07/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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■お客様の個人情報は、当社が定める「個人情報について」に従い適正に管理いたします。
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7月18日に、関東・東海地方の梅雨明けが発表されました。
平年より1日早い梅雨明けとなりましたが、 実際の梅雨の期間は27日間となり、梅雨の期間が30日未満となるのは6年ぶりとのことです。
今年の夏も、観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する暑さとなると予想されています。
みなさまお身体に気をつけてお過ごしください。
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DXプロジェクト計画の策定には、目的とビジョンを明確に定めることが重要となります。
まずは、現状を分析・評価し、業務プロセスの状態を把握したうえで、目標設定と優先順位付けを行い、取り組むプロジェクトを選定します。
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◆◆DXプロジェクト推進手順◆◆—————————————————————————
DXプロジェクト計画を実行するにあたり、まず、プロジェクトメンバーに向けたキックオフミーティングを開催します。
キックオフミーティングでは、DXプロジェクトの目的・目標や、取り組み範囲、役割分担、スケジュール等、プロジェクトの推進計画を周知・共有します。
以下は、キックオフミーティングのアジェンダ例です。
■キックオフミーティングアジェンダ例 ・目的・目標の共有
・プロジェクト範囲、内容の確認
・スケジュールの確認(会議体含む)
・役割分担の確認
・リスク管理(体制・仕組み)の確認
・直近のタスク
・Todoの確認 キックオフミーティング実施後、DXプロジェクトの推進状況について、その進捗を管理していく必要があります。
進捗管理については、議事録、報告資料等の各種ドキュメントや、定例会、報告会等の会議体を通じて実施します。
①目的・目標の共有
プロジェクトの目的と目標をメンバーに明確に伝えます。これにより、メンバー各自がプロジェクトの意義や重要性を理解し、目的達成に向け、全員が同じ方向を向いて取り組むことができます。
②プロジェクト範囲、内容の確認
DX推進のための具体的なプロジェクトや取り組みの範囲を決定し、必要な機能や要件の優先順位付けを行い、最も重要な機能や要件から選定します。
③スケジュールの確認(会議体含む)
マイルストーンの達成予定日などを含むスケジュールを作成します。会議体についても、開催頻度やタイミングなど事前に決めておくことが重要です。
④役割分担の確認
プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー、技術担当、情報収集担当、デザイン、トレーナーなど、プロジェクトにおける必要な役割を確認します。
⑤リスク管理(体制・仕組み)
DXプロジェクトにおけるリスク管理を担当するチームを設置し、リスクの特定、評価、対策の策定、モニタリングなどを行います。
⑥直近のタスク・Todoの確認
各タスクやTodoを管理することにより、全体の進捗状況や担当者ごとのタスクの進捗を確認します。
⑦進捗確認
・定例会:各担当者と予定を共有し、適切な日時と場所を決め、定期的に開催します。
・議事録、報告資料等、各種ドキュメント:定例会では、プロジェクトやタスクの進捗状況を報告するための資料を活用します。目標と現在の進捗状況、達成した成果や課題、次のステップや予定などの情報を参加者に共有します。
◆◆プロジェクト推進における注意点◆◆——————————————————————–
DXプロジェクト推進において、以下のような問題が発生するケースが多々見受けられます。
・デジタル化(システム導入)が目的になってしまっている
・プロジェクト活動の優先度が低いため、メンバーが集まらず、スケジュールが遅延しがち
・プロジェクトがいつの間にか立ち消えてしまう
・会社、スタッフの協力が得られない
etc..
上記のような問題を抑制するポイントは以下の通りです。
・目的・目標を見失わない
・プロジェクト活動に割く時間の確保
・会社全体(全社員)の理解を得る(定期的な活動報告等)
・問題・課題の早期把握と、対策を打てるようにする
定期的にプロジェクトの本来の目的・目標を確認する等、DXプロジェクト計画に基づいてプロジェクトを推進していく必要があります。
①目的・目標を見失わない
目的や目標を確実に達成するためには、定期的な進捗報告や評価の実施により、目標の達成度や課題を把握し、目的・目標を見失わないことが重要となります。
②プロジェクト活動に割く時間の確保
DXプロジェクトを達成するためには、他の業務とのバランスを取る必要があります。重要なタスクを明確にし、優先順位を設定しましょう。また、スケジュール管理が必要となり、定期的に進捗を確認して調整しましょう。
③会社全体(全社員)の理解を得る(定期的な活動報告等)
DXの推進には、その重要性やメリットなどを会社全体に対して説明する必要があります。
また、月次報告会や週次メール、社内SNSなどを活用して、定期的な活動報告を行う事により、進捗状況や成果を共有することが重要です。
④問題・課題の早期把握と、対策を打てるようにする
DXを推進する過程で、問題や課題が生じることがあります。早期に問題を発見し、迅速に対処することで、プロジェクトの進行をスムーズにし、目標の達成に向けた取り組みを効果的に行うことができます。
次回より、これまでご説明してまいりました、効果的なDXの進め方より、実際のDX取組み事例についてご紹介してまいります。
★★現状のDXへの取組み状況を診断してみませんか?★★—————————————————
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★★DX導入事例集★★———————————————————————————–
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★★コラム★★———————————————————————————————
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今回は「お札」にまつわる雑学」をご紹介します。気になる方はこちら!↓
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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