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メールマガジンアーカイブ:DX戦略・計画(DXジャーニーマップ)を推進するには

昨年より「効果的なDXの進め方」についてお届けしてまいりましたメルマガですが、今回からは、実践していく上でより具体的な方法やポイント、取り組み事例等を段階的にお伝えして行きますので、よろしくお願い致します。

DX(デジタルトランスフォーメーション)は、単にデジタル化するだけではなく、他社との競争優位性を確保するためにビジネスモデルを変革することであり、企業の業績向上や競争力の向上を目指す取り組みです。DXによる効果を得るためには、目的・ねらいを明確にした上で目標に落とし込み、その目標達成に向けた戦略・計画を立てた上で取り組む必要があります。
また、全てを一度に取り組むのではなく、範囲を絞る、優先順位をつける等、身の丈にあった戦略・計画にすることで効果が出やすくなります。
DX戦略・計画を作る上でのポイント、手順につきましては、以下のメルマガバックナンバーをご覧ください。
https://www.oce.co.jp/company/policy/dx_promotion_efforts/#backnumbar

◆◆戦略・計画の周知◆◆———————————————————————————

DXを推進するために、戦略と計画は非常に重要となります。しかしながら、戦略・計画を立てただけではDXは進みません。DX推進により、どのような目標を達成するのかを組織全体に周知する必要があります。それにより、組織内外の関係者や関連部門が共通の目標を持つことができ、一体となって効果的にDXを推進することができます。
また、戦略と計画を周知することで、各部門や個人の役割と責任が明確化されます。組織全体がDXに向けて協力して取り組むためには、各人が自身の役割を理解し、それに基づいて行動する必要があります。

◆◆チームの組成、リソールの確保◆◆———————————————————————–

DX推進に伴うチーム組成においては、現状業務を熟知したメンバーを入れることがポイントです。技術面では、必ずしもデジタルに熟知したメンバーで揃える必要はありません。必要に応じて、外部の専門家を採用することも有効です。
また、DXは組織内のさまざまな部門との協力が必要となるため、異なる部門や業務分野のメンバーが集まるようにしましょう。その際、役割・権限を明確にしておくことが重要です。特定の組織やメンバーが発言力を持った状態にならないよう配慮も必要です。
チームにおいては、新しいトレンドやテクノロジーはもちろん、新しいアイデアやアプローチに対してオープンであることや、DXによる業務の変革等、現状に対する改善意識や、変化を受け入れる姿勢が求められます。
また、DXを推進するためには、予算・人材・ツール・データなど、適切なリソースの確保が不可欠です。
まずは、経営陣がDX推進にかかるリソース(ツール導入や外部委託にかかる費用含む)を把握し、必要な予算を承認・準備しておく必要があります。
メンバーが専任ではなく、兼任となる場合は、プロジェクト活動に割く時間を確保できるよう、必要に応じ、現状業務のサポートを行いましょう。効率的かつ円滑なプロジェクト推進が行えるよう、必要に応じてデジタルツールを整備します。(Web会議、チャット、データ共有ツール等)

◆◆プロジェクトの立ち上げと推進◆◆————————————————————————

まずは、プロジェクトの目的、範囲、タイムラインなどを明確にし、プロジェクトチーム全体が共通の理解を持つためにキックオフミーティングを開催します。
キックオフミーティングまでに、会議体、報告の形式・頻度、コミュニケーション手段・ルール(メール、会議、チャット等)や、プロジェクト推進におけるリスク管理プランなどをあらかじめ策定・準備しましょう。
その後、定期的にプロジェクトの進捗や成果物の確認、課題の共有などを目的としたレビューミーティングを開催し、プロジェクトメンバーからのフィードバックを受け取ります。

◆◆プロジェクト活動の定着化◆◆—————————————————————————

DX推進プロジェクトを計画通り円滑に進めるには、プロジェクト活動の定着化が必要になります。特に、兼務でプロジェクトに関わっているメンバーが多い場合等、現状業務を優先しがちで、プロジェクトが停滞するケースが多く見られます。
プロジェクト活動を定着させるポイントは以下の通りです。
 ・進捗状況の見える化
 ・課題・懸念事項の見える化
 ・役割分担の確認
 ・迅速な判断
上記ポイントを実行するには、定期的な報告会の開催や、進捗状況及び、課題・懸念事項をいつでも確認できる資料の共有が重要になります。
プロジェクトの停滞、遅延を察知できれば、その要因を確認し、対策を講じることが可能になりますので、プロジェクトを定着化するには、まず、プロジェクトを見える化することから取り組みましょう。

◆◆まとめ◆◆———————————————————————————————

・予算・人材・ツール・データなど、リソースの確保が不可欠であり、適切な予算の確保によって、必要な環境整備を行います。
・プロジェクトの立ち上げには、目標設定、プロジェクトチームの組成、計画の策定、リスク管理、コミュニケーション、実施と監視、成果の評価と改善といったステップにより進めます。
・DXの推進では、継続的な改善が不可欠であり、定期的な報告会を適切な頻度で開催することが効果的です。
・報告会でのディスカッションにより、問題解決や改善策の検討を行い、次のステップを明確にすることも重要なポイントとなります。

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 https://www.oce.co.jp/service_taxonomy/dx/
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 https://oce.lmsg.jp/form/24144/vxxyiTEz

★★コラム★★———————————————————————————————
OCEメルマガ配信でのIT雑学コラム第6回です。
今回はバス業界のDX取組についてご紹介します。
気になる方はこちら!↓
 https://www.oce.co.jp/service/dx/mailmagazine-it-trivia-2024-03/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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