メールマガジンアーカイブ:【ツール・システムの棚卸及び、洗い出し】

2024年第1回OCEメールマガジンです。

ディープフェイク(deepfake)という言葉をご存じですか?
ディープフェイクとは、生成AIを活用し、画像や動画、音声などの一部を結合させ、人工的に作成する技術です。
映画やゲームなどの映像や動画の分野で使われていた技術ですが、社会や経済に甚大な被害を及ぼしかねない危険性も持っています。
人間の目だけでは真偽を見分けることが難しく、最近では政治家などの著名人物のなりすましにより、誤解や混乱を引き起こして問題となりました。
しかしながら、悪用ばかりが注目されがちなディープフェイクですが、ビジネスへの有効活用も期待されています。
企業におけるDX推進においても、顔認識によるセキュリティ強化や、自然言語処理技術での顧客対応やサポート業務の改善など、
AI技術を使ったツール・システムを上手く導入・活用し、成果を上げている事例が出てきています。

本メルマガでは、DX推進に必要不可欠なツール・システムの棚卸及び、洗い出しについてお伝えします。

◆◆DXにより得たい効果を考える(前回の振り返り)◆◆—————————————————–

DXの目的を達成するツール・システムを考える上でのポイントは以下の通りです。
 ・DX推進には、どういった効果を得たいのか、業務・活動をどう改善したいのか等、その効果を事前にイメージしておく
 ・何のためにDXに取り組むのか、その目的・目標が得たい効果となる
 ・効果を得るためには、業務プロセス毎の達成基準(定量・定性目標)を明確にする必要がある
 ・現状と得たい効果とのギャップや、改善に必要な取り組みを策定した上で進めて行くことが効果的
 ・ツール・システムを導入して終わりではなく、定期的にDXの目的達成度合いを計り、都度改善をくり返しながら進めて行く

※DXにより得たい効果を考える方法については以下をご覧ください。
 https://www.oce.co.jp/service/dx/mailmagazine-2023-11-08/

◆◆既存ツール及びシステムの棚卸し(改革・改善に必要なツール・システムの洗い出し)◆◆———————-

ここまで、DXを推進する上での現状課題の洗い出しやDXの目的、得たい効果の検討・策定をおこなってきました。(※第1回~第5回メルマガを参照ください。)
 https://www.oce.co.jp/company/policy/dx_promotion_efforts/#backnumbar
DXには、デジタル活用が欠かせません。DXの目的達成や効果を得るためには、どのようなツール・システムを活用するかを事前に計画する必要があります。まずは、目途を立てるために、現在使っているツール・システムの棚卸を行います。棚卸を行うことで、以下のようなメリットがあります。
 ・問題と課題の抽出: 現在使用しているツール・システムにおいて、問題や課題があるかを明らかにすることができます。
 ・不足や改善の必要性の発見: DXの目的達成に向けて不足しているツール・システムや改善が必要な箇所を特定することができます。
これらの情報を基に、DXを実現するために必要なツール・システムを選定し、効果的な活用を図りましょう。

◆◆目的達成のためのDXツール・システム候補の検討◆◆—————————————————–

DXツールの種類は多岐に渡るため、導入する際は自社の目的・目標や解決したい課題に合わせて最適なツールを選択する必要があります。
選定のポイントは以下の通りです。
 ・業務改善後の要件を満たしているか
 ・現状の問題・課題が解決できるか
 ・現システムや今後導入予定のツール・システムと連携可能か
 ・将来的な拡張性はあるか
 ・目的・目標達成できるか、得たい効果を得られそうか

ツール・システム選定において、パッケージシステムであれば、そのシステムが持つ機能や操作性等に目が行きがちですが、実際に導入してみると、使わない機能があったり、業務にマッチしていなかったりと、DXによる効果が得られないケースが見受けられます。
目的達成のためのDXツール・システム選定(候補/改善案の立案)手順は以下の通りです。
DXツール・システムの選定手順
①目的の明確化
②要件の洗い出し
③候補の抽出
④評価の実施
⑤ツール・システム候補/改善案立案
まずは、DXジャーニーマップなどを活用し、DX推進計画を策定しましょう。会社全体の経営や組織、業務、システムにおいて、どこからDXに取り組むかを明確にして、具体的なプロジェクトを推進することが重要です。

◆◆まとめ◆◆———————————————————————————————

DXの目的達成、得たい効果を得るために、どのようなツール・システムを活用するのか計画が必要です。DXツールの選定には、自社の目的・目標や課題に合わせて選択する必要があります。現在使っているツール・システムの棚卸を行う事により、既存環境での問題点や課題を明確にし、不足しているツール・システムや改善箇所が明確になります。DXジャーニーマップ等により、DX推進計画を策定し、どこからDXに取り組むかを明確にし推進することが重要です。

DXジャーニーマップ(DX推進計画)の作成手順については、以下のメルマガバックナンバーをご覧ください。

https://www.oce.co.jp/company/policy/dx_promotion_efforts/#backnumbar

弊社では、DXジャーニーマップ(DX推進計画)の作成代行やアドバイスを実施しております。
ご質問やご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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 https://www.oce.co.jp/service_taxonomy/dx/
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 https://oce.lmsg.jp/form/24144/vxxyiTEz

★★コラム★★———————————————————————————————
OCEメルマガ配信でのIT雑学コラム第5回です。
今回は昨今何かと話題の「ChatGPT」についてご紹介します。
気になる方はこちら!↓
 https://www.oce.co.jp/service/dx/mailmagazine-it-trivia-11/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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