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メールマガジンアーカイブ:【DXで効果を出す手順】

4月から新年度に入られた企業も多いかと思われます。5月8日にはコロナも5類移行となり、いよいよコロナ禍以前の社会・生活に戻ることが期待されています。
一方で、原材料価格や物流費の高騰等、製造業を中心にコストアップが避けられない状況になっています。
とはいえ、製品・サービスの価格を簡単に値上げするわけにもいかず、頭を悩ませている経営者の方も多いのではないでしょうか。
本メルマガでは、DXにより、経営課題を解決する手順についてお伝えしていきます。

◆◆何故DXに取り組むのか◆◆—————————————————————————

「DX」という言葉を聞かない日は無いほど、「DX」に取り組むことが当たり前というような風潮になっていますが、「本当にDXで経営課題を解決できるの?」と疑問を持たれる方が多いと思います。
実際には、「DX」が経営課題を解決するわけではありません。
“経営課題の解決や、企業の成長のための手段として「DX」に取り組む。”という表現が正しいと考えています。
「DX」は目的ではなく、DXに取り組む目的は、企業の業績向上・生産性向上はもちろん、事業・サービスそのものを変革し、競争力のある企業にしていくことです。
「DX」の定義については、前回のメルマガで紹介しておりますので、よろしければ、以下よりご覧ください。
https://www.oce.co.jp/service/dx/mailmagazine-2023-3-15/

◆◆DXで効果を出すには◆◆—————————————————————————-

「DX」への取り組みを効果的なものにするポイントは以下の通りです。

・企業や団体としての目的・ねらいを明確にする
  →IT/デジタル化がゴールではない(本来のゴールはビジネスモデルの変革、生産性向上等)
・業務プロセスを見える化し、各プロセスにおける問題点を抽出する
・問題点に対する改善策を事前にイメージ/シミュレーションしておく
・定性的な目標だけでなく、定量的な目標(KGI/重要目標達成指標)を設定する

上記のように、まずは、(DXに取り組む)目的・ねらいを明確にした上で目標に落とし込み、その目標達成に向けた戦略・計画を立てた上で取り組む必要があります。
全てを一度に取り組むのではなく、範囲を絞る、優先順位をつける等、身の丈にあった戦略・計画にすることで効果が出やすくなります。

弊社では、DXで効果を出すための戦略・計画作りの土台となる、「DXジャーニーマップ」の作成をお勧めしています。
「DXジャーニーマップ」については、以下のWebサイトで紹介しておりますので、よろしければ、ご覧ください。
https://www.oce.co.jp/service_taxonomy/dx/

◆◆DXジャーニーマップ作成手順◆◆———————————————————————

「DXジャーニーマップ」により、組織・業務のどこに問題があるか、また、組織・業務における理想の姿とのギャップや、その問題の解決イメージが明確になるため、効果的な「DX」への取り組み戦略・計画が立て易くなります。
「DXジャーニーマップ」の作成手順は以下の通りです。

1.目的・ねらいを明確にする
2.現状の見える化(業務プロセス、問題・課題、ツール)
 
3.改善後の目指すべき定量目標(KGI/重要目標達成指標)の設定(企業全体のKGIも定める)
4.KGI達成に向けたプロセス毎のKPI設定
5.目標(KPI・KGI)達成に向けた改善策及び、改善後の業務イメージの策定
6.問題点解決に繋がるツールやシステムを記述する(不足しているもの)
7.業務改善及び、ツール・システム導入により実現される会社や顧客の成果・効果を記述する

まずは、「何のためにDXに取り組むのか?(上記1の手順)」、「現状はどうなっているのか?(上記2の手順)」を明確にすることが重要です。ここを疎かにしてしまうと、文字通り「DXが目的」となってしまい、組織体制や業務実態に合わないデジタル化を進めてしまうことになります。
会社全体の「DXジャーニーマップ」を作ることが望ましいですが、自社で取り組むとなると時間も労力もかかりますので、まずは、部門単位等、範囲を絞って取り組まれることをお勧めします。

弊社でも「DXジャーニーマップ」作成を支援しておりますので、お問合せ・ご相談は以下よりご連絡ください。
Email:メルマガ@oce.co.jp

◆◆まとめ◆◆———————————————————————————————

「DX」で効果を出す手順について、イメージいただけましたでしょうか?

今回ご紹介した「DXジャーニーマップ」を活用するなどして、まずは、貴社の現状を見える化されることから取り組まれることをお勧めします。

次回以降、「DXジャーニーマップ」の作り方について、もう少し詳しくご案内していく予定です。

★★現状のDXへの取り組み状況を診断してみませんか?★★————————————————–
簡単なアンケートに回答いただくだけで、貴社のDX推進・システム導入・活用における、組織、施策、活動等、課題の傾向を分析し、成果向上に向けた改善ポイントをまとめた「診断レポート」をご提供しております。
〇「DX簡易診断」は以下よりお申込みください
 https://www.oce.co.jp/service_taxonomy/dx//#dx-check

★★コラム★★—————————————————————————————-
パソコンにも性別があることをご存じですか?
機械であるパソコンに性別があるなんて! と思う方もいると思います。
実は皆様が普段お使いのパソコンにも性別があるんです!
気になる方はこちら!↓
 https://www.oce.co.jp/service/dx/mailmagazine-2023-3-15/mailmagazine-it-trivia-05/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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