クラウドによる点在するオフコンサーバの統合環境導入

全国25拠点にある支社のオフコンサーバの統合をプライベートクラウドで実現

全国25カ所に支社をもつ製造業N様は、それまで分散導入していたオフコン資産を、BCPや統制力強化の背景から、データセンターを利用したプライベートクラウドに統合される決断をされました。

導入の課題と背景

「運用コスト削減」と「セキュリティー面強化」に向けて

一部上場企業の製造業であるN社様は、コンピュータの黎明期から、本社や全国に点在する支社の業務基幹システムとして、中・大型のオフィスコンピュータを採用し、自社業務に最適なシステム構築を図ってきました。

ダウンサイジングやオープン化の流れの中でも、ITの運用ポリシーを持たれていたため、基幹系システムに関しては、オープンの技術を取り入れながらも、業務の安定性やコストを重視し、安易なシステム構成の変更をしませんでした。結果的に、マルチベンダーやオープン化の流れの中で発生した、運用コストの増大やセキュリティー面での脅威にさらされることもありませんでした。

しかし、従来からの懸念事項であった運用コストやセキュリティー面に対するクラウドの有用性が注目されてきたことや電算部門の世代交代、システムコストの削減という課題に取り組む決断をされました。

問題点の分析

「分散化」から「集中化」への決断

長年にわたり、実際の業務に最適なシステムをオフコン環境の中で構築してきたN社様では、膨大なプログラム資産とその中にあるユーザ部門とのやりとりで培われた膨大なノウハウを大事にしてきました。また、ベンダーのERPを単に納品するだけでは、システムの品質低下が目に見えており、カスタマイズを行っても大変な困難が伴うことを承知していました。

しかし、東日本大震災で浮上したBCP対策と、システム要員の世代交代をにらんだ最初のステップとして、システム環境をそのままにインフラ環境を次世代に対応できる形を提案したところ、N社様の現状にもっとも合致したという評価を頂きました。

当社では、各拠点に対するオフコンを長年に渡り導入してきましたが、お客様の適格な判断に従い、ハードウェアメーカである富士通の全面協力のもと、全国25カ所のサーバを1台の仮想サーバに統合して、データセンターでのクラウド運用を行うという挑戦的な提案を行い、採用していただきました。

導入ソリューション

メーカと一体となった、導入に向けての検証

導入にあたっては、「メーカにも25台の実績は無い」「レスポンス低下は絶対に禁止」という非常に厳しい状況で、プロジェクトがスタートしました。

これらの課題に対して、メーカである富士通の全面協力のもと、検証センターで負荷テストを繰り返し、弊社内における技術検討会で何度も検討を重ね、最終的に回線トラフィック以外のリスクを排除することで、ユーザの承認を得られました。

導入後の効果

大きな効果と更なる飛躍のユーザ様

このプロジェクトの成功によりお客様は全国に分散している25台のオフコンをオープンサーバに仮想統合し、データセンター運用することで、以下のようなメリットを得ることができました。

  • BCP・サイバーテロへの対策を実現
  • 情報システム室の統制を維持することにより、運用コストを抑制
  • ハードウェアの物理的な削減による、大幅なコストの低減

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